ジューンベリーの季節!日持ちする手作りジャムの作り方をご紹介♪
こんばんは♪
6月も半ばに差し掛かっていますね。
我が家の庭にはジューンベリーという庭木があり、その名の通り6月頃にベリー系の実をつけます。
ジューンベリーとは
正式名称は「アメリカザイフリボク」。
3~5mほどの中高木で、4月頃に白い花を咲かせるバラ科の植物です。
花からもバラ科の感じが伺えるでしょう?
白くてかわいい花が、いくつもまとまって咲きます。
でもほんの一週間ほどしかもたないんですよ~…はかない…
その花の後に実が付くので、実もまとまってわんさか実ります♪
酸味がほとんどなく控えめな甘さで、美味しく食べられる実なんです!
おかげさまで収穫する度息子たちに食べられてしまうのですが…
ちまちまと冷凍しながら溜めたものを、今年もジャムにしました!
ジャムにするとカシスっぽい香りと味がするので、とってもおいしく楽しめるんですよ(^^)
今年は実の付きがあまり良くなかったのと、息子たちに食べられすぎてそんなにたくさんできませんでしたが、
たくさん作るときは長く日持ちさせたいですよね!
そこで今回は、長く日持ちさせられるレシピと作り方で作ってみました♪
ジューンベリー以外に、ブルーベリーでも苺でも、ジャム全般に当てはまるコツなので、是非参考になさってくださいね。
ジューンベリージャムの作り方
ジューンベリージャムの作り方はとっても簡単です!
【材料】
【作り方】
- お鍋の中でジューンベリーと砂糖を混ぜ合わせ、30分~1時間ほど置いておく
- 中弱火にかけ、焦げないように混ぜながら加熱する
- 汁が出てきたらレモン汁を加え、さらに15分程煮込む
- 汁に少しとろみが出てきたら完成(ジャムにしてはゆるいなと思うくらいでOK)
作り方としてはたったこれだけです!
つぶさなければ、結構しっかり実が残りますよ。
私は半分くらいつぶす気持ちで作り、そのまま食べますが、種が気になる方は濾しても良いと思います。
作り方はたったこれだけなのですが、日持ちさせるにはちょっとしたコツがあります!
続いてご紹介しますね♪
ジャムを日持ちさせる方法① 高糖度にする
ジューンベリーに限らず、手作りや市販品にも限らず、糖度が高いものは日持ちします。
浸透圧の関係で食品中の水分が少なくなり、カビや雑菌が繁殖できなくなるのです。
一般的に糖度50%を超えるとカビもほとんど生えないと言われていますので、たくさんあって長く保存したい場合などには、砂糖を50%以上にして作ると良いですよ。
ジャムを日持ちさせる方法② 瓶の煮沸消毒・脱気処理
ジャムを保存する時は瓶がおすすめです。
密閉できますからね♪
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でもジャムがどんなに高糖度であって、密閉することもできたとしても、ジャムを入れる瓶に菌が付いていたら意味がないですよね。
そこで、瓶の煮沸消毒をしましょう!
この時、蓋までしっかり煮沸するのが大切です。
【煮沸消毒の方法】
- お鍋にビンと蓋、瓶が浸かるまで水を入れ、火にかける
- 加熱してグツグツと沸騰した状態で10分程加熱する
- やけどに注意しながらトングなどで取り出し、キッチンペーパーの上に逆さにして置く
本当に暑いので、やけどには十分注意しましょう!
煮沸が完了し水気が落ちたら、なるべく瓶が温かいうちに、これまた熱々のジャムを瓶に詰めます。
詰める作業にも一つ日持ちさせるコツが!
脱気処理をしましょう
【脱気の方法】
- 煮沸消毒した瓶に、熱いジャムを90~95%まで詰める
- きっちり蓋をし、瓶を逆さにして置き、そのまま冷ます
たったこれだけです!
これで、瓶の中の余分な空気を抜くことができるのです。
空気がなければ菌やカビは酸欠状態になって、繁殖しにくくなるので日持ちにつながるというわけですね♪
今回私は瓶2つ分になりましたが、1つはジャムをしっかり詰めて脱気に成功し、もう1つは容量が足りなくてうまく脱気できませんでした。
右と左を比べると、右のほうが蓋が少しへこんでいるのがわかってもらえるでしょうか…??
うまく脱気できている瓶の蓋は押しても変化がありませんが、
失敗している瓶の蓋は、押すとペコペコへこみます。
また、うまく脱気できていると、開けた時に「ポコッ」と音がしますよ♪
これだけできていれば、冷蔵庫で1年とか2年とか、常温でも何年も持つとか…
実際に自分で測ったことはないですが、すごいですよね!
ジューンベリーに限ったことではないので、是非ジャムを作るときの参考になさってくださいね。
我が家のジューンベリージャムは、これから毎日息子たちの朝ごはんで、ヨーグルトにかけて消費されていきます…
きっとあっとゆう間になくなります(笑)